「子どもの未来を拓く美作地区ネットワーク〜第69回美作地区母と女性教職員の会〜」(県教職員組合美作地区協議会主催)が、岡山県津山市大田のリージョンセンターで開かれた。絵本作家の長谷川義史さんが登壇し、子どもの健やかな成長や平和な社会の実現について語った。
小中学校や保育、幼稚、こども園の教職員や保護者、親子連れら約300人が参加。長谷川さんは「絵本から生まれるもの」と題して、自身の作品を読み聞かせし、創作のもとになった経験や思い、影響を与えた母親や教師らとの思い出を振り返り話した。
このうち、2019年に発刊した『おおにしせんせい』について、「小学生の時の図工の授業で、担任に『物事をよく見て、感じたことをそのまま描く』と指導してもらった。『自分の感性を研ぎ澄ませ、考えをしっかり持つ』ということを学んだ。教えは今でも大切にしている」と述べた。その上で、良い教員との出会いが子どもの将来の■宝■になると呼びかけた。
このほか、楽器を手に自作の歌を披露したり、即興で絵を描きながら語る「ライブ紙芝居」を実施したりして、会場の子どもらを楽しませた。
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登壇した絵本作家・長谷川さん
子どもの未来を拓く美作地区ネットワーク〜第69回美作地区母と女性教職員の会 開催