岡山県北初の義務教育学校として本年度から開校している旭学園(同県美咲町西川)で20日、開校記念式典が開かれ、関係者が新たな船出を祝った。
在校生や教職員、保護者、来賓計200人が出席。在校生による歓迎あいさつに続き、青野高陽町長が「学校を核とした地域づくりのシンボルとして、まちの拠点にしていきたい」と式辞。黒瀬堅志教育長から藤原敬三学園長に校旗が手渡され、藤原学園長は子どもたちに「地域に愛着を持ち、夢に向かって主体的に取り組んでほしい」と話した。このあと、美咲警察署員による交通安全教室や県警音楽隊の演奏会もあった。
同学園は小中一貫で9年生までが一つの学びやで学習。9年を見通した計画を立て、特色ある授業として郷土学習と英語教育に力を入れている。