岡山県津山市南新座の県道にある信号機にスズメが営巣している。
交差点に4基ある信号機のうち、3基に枯れ草などで作った巣がある。信号機背面の平らなスペースや機器が入った箱の中などを活用。地上からヒナの姿はまだ確認できないが、か細い鳴き声は聞こえており、親鳥がせっせと餌を運び込むたび、”家の中”がにぎやかになる。
スズメは高い順応性を持ち、信号機やツバメの巣なども活用することがあるが、これまで営巣してきた瓦屋根の民家が減っていることなども原因と考えられている。
ヒナを狙うヘビやカラスにも狙われにくく、セキュリティーは抜群。ヒナが元気に育つことを祈る一方、機械の故障につながらないかは心配だ。