宮尾の道の駅・久米の里で1日、恒例の「ぶどうまつり」が始まった。久米地域特産の新鮮な秋の味覚を求めて、県内外から買い物客が訪れている。30日まで。
ニューピオーネを1房500~700円程度、シャインマスカット1房約1000~3000円を販売。価格は重さ、大きさによって異なり、いずれも市価よりも2~3割ほど安い。
初日は、午前9時半の販売開始と同時に、多くの人が陳列された棚に向かい、大きな房をじっくりと見定めていた。兵庫県赤穂市の高見信行さん(73)は「住んでいる所よりも安く手に入るので、度々ここに訪れている。親戚や知り合いに贈ると、『おいしい』と喜んでくれる」と話した。
浅図美鈴事務長(61)は「今年は天候に恵まれ、昨年より1~2週間早く、より甘みのあるブドウが実ったと聞く。地方発送も受け付けているので、ぜひ多くの人に味わってもらいたい」とPRしている。
コロナ禍の影響でテント販売を中止し、会期を1カ月間にして実施中。インターネットや電話、FAXでも注文を受け付けている。
問い合わせは、同施設(FAX、?(57)7234)。
宮尾の駅と久米の里 「ぶどうまつり」
- 2022年9月1日
- 暮らし