家族ぐるみで歯の健康を守る普及啓発の「たんぽぽ運動」(津山歯科医師会主催)が27日、津山歯科医療センター=岡山県津山市=で開かれ、親子30組(子ども44人)が虫歯予防や歯磨きのポイントなどを学んだ。
2歳〜小学3年生と保護者が8組に分かれて参加し、歯科医師3人と歯科衛生士8人が対応。乳歯についてはエナメル質が永久歯に比べて薄く、口中が酸性になると歯間や奥歯でむし歯が進行しやすいことを聞き、顎(がく)模型のぬいぐるみで効果的な磨き方を教わった。
この後、個々に歯の健診、フッ化物塗布、むし歯になりやすいか否かのRDテストの結果説明を受けたほか、希望者にはブラッシングのアドバイスも。
4歳の長女と参加した主婦(33)は「見落としがちな個所をしっかり磨くポイントを教えてもらえてよかった。娘、私も気をつけてケアしたい」と話していた。
この運動は2002年から参加者を募って実施している。