岡山県津山市の津山商業高校の生徒が講師を務める「プログラミング教室」が18日、東小学校で開かれ、6年生39人が自ら設定したプログラムで小型ドローンを飛ばした。
専門科目の内容を児童の学びにつなげるとともに、生徒自身の知識も深めようと4年前から実施し、情報ビジネス科の3年生20人と2年生10人が参加。児童たちは数人ずつの班に分かれ、タブレット端末の教材アプリによる飛行操作から教わった。
続いて、高校生のアドバイスを受けながら端末の画面上で「離陸」「前100センチ」「時計回り90度」といった飛行指示のブロックを組み立てて設定。このフライトプログラムを交替で実行すると、指示通りに飛び回る機体に感嘆の声が上がり、輪くぐりなどにもトライしていた。
笹尾謙太君は「タブレットのマークで自在に操作できるのが面白いし、プログラムした通りに飛んだのはすごいと思った。今度はドローンで写真や動画の撮影をしてみたい」と目を輝かせていた。