岡山県美咲町にある加美小学校6年・打味秀真君(11)が、5月に受けた英語のTOEICテストで大学中級レベルの810点を取得し、話題になっている。
2回目の挑戦で、2021年9月の前回受験では710点。英語と科学の教室「ザ・ジーニアス」に週に2日通いながら、自宅で約3カ月間、問題集などで対策に励んだ。ニュースを英語で聞いたり、英字新聞を読んだりすることも習慣にしている。
試験は得意のリスニングとリーディング問題で構成され、複数のグラフや図から答えを導く設問に苦労したという。「前回よりも自分のペースを崩さずできた。解けなくて悔しい難問もあったので、苦手を克服していつかは英検1級レベルの950点を目指したい」と話す。その一方で、学校で友人を誘ってクラブを立ち上げるほどプログラミングに夢中で、夢は海外で活躍するプログラマー。
母親の真由美さん(52)は「学校の勉強もしながら本当に毎日よく頑張っていた。これからも一歩一歩積み重ねて、自分の夢をかなえてほしい」と話している。