第6回プログラミングチャレンジ2023「Okayama Teck Award For Kids」最終審査会(院庄林業主催)が23日、岡山県津山市大田のリージョンセンターで開かれ、県内から選ばれた小学生10人がアイデアを盛り込んだ「木や森に関するゲーム作品」を発表した。
今回は応募計1381点の中から、データ審査を通過したファイナリストが各3分間でプレゼンテーション。
それぞれ自作したオリジナルゲームのプレイ動画を見せながら「木を育ててポイントを貯めていくが、間伐しないと成長しない設定にし、広く林業について学んでもらうため英語表記も加えた」「木を植え、育て、伐採して売っていくが、管理が大切と知り、生やしたままではCO2量が減らないようにした」「木材チップがバイオマス発電に使われるまでの工程を知ることができ、いくつものステージをクリアする面白さがポイント」などと発想や工夫をアピールした。
寺元貴幸津山高専総合理工学科教授ら4人がアイデアやテクノロジー、表現力などの面から審査した結果、最優秀賞には河辺小6年・上月悠矢君の「Tree Game」が選ばれ、各賞受賞者とともに表彰状や副賞が贈られた。
この日は関係者ら約60人が参加し、院庄林業の田原義彦管理本部長による「木の活用は無限大」と題した講演もあった。
上月君を除く主な受賞者は次の通り。(敬称略)
▽優秀賞=杭田賢太(庄内小3年)▽1~3年生の部部門賞=岡本蒼司(河辺小3年)▽4~6年生の部部門賞=青山佑(英田小4年)