小田中神田町内に新設された「子ども獅子練り」が18日、町内の秋祭りや徳守神社(宮脇町)で初披露され、観衆を楽しませた。
徳守祭りの「御神幸」を先導する神田の獅子練りの伝統継承に向け、青壮年らの指導で先月から稽古に励んできた小学4年〜中学1年生約20人が参加。
皮切りに同神社拝殿でおはらいを受けた後、境内で篠笛と太鼓の軽快なおはやしに合わせ、雌雄1対を2人ずつで操り、獅子頭を左右に激しく振る独特の練りを奉納した。
この後、地元に戻って町内各所を巡ったほか、城西通り沿いの広場でも晴れ姿を見せ、詰めかけた市民から惜しみない拍手が送られた。
茅町の会社員・番原里枝さん(48)は「息の合った動きでよかったし、コロナ禍でも秋祭り気分が味わえた。子どもたちが伝統を体感することで受け継いでいく機運も高まると思う」と話した。
子ども獅子練りは来年以降、同神社例大祭の御神幸に加わる。
p
初披露された神田の子ども獅子練り=小田中で
小田中神田町内、子ども獅子練り初披露
- 2020年10月19日
- 祭事・神事・法要