養蜂場が絵本650冊寄贈 市の「ブックスタート」応援 21年で1万9300冊に/岡山・津山市

教育・保育・学校 目録を手にする山田養蜂場の守安取締役執行役員(右)と谷口市長
目録を手にする山田養蜂場の守安取締役執行役員(右)と谷口市長=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市の「ブックスタート事業」を支援しようと、山田養蜂場=同県苫田郡鏡野町=はこのほど、乳幼児向けの絵本650冊(約64万円相当)を市に寄贈した。

 今回贈ったのはカズコG・ストーンさんの「なーんだ なんだ」。ページをめくる度にゆっくりとパンダが現れるのが特徴で、リズミカルな文章が心地よい一冊になっている。来年度の乳幼児健診で配られる。

 同市役所を訪れた同社の守安健一取締役執行役員が、谷口圭三市長に目録を手渡し「親子のコミュニケーションツールの一つに役立ててほしい」とあいさつ。市長は「読み聞かせは子どもが成長する上で重要であり、しっかりと活用していく」と礼を述べた。

 絵本を通じて親子がふれあいの時間を持ち、子どもたちの健やかな心を育むという事業の趣旨に賛同し、2002年から毎年寄贈。同市への寄贈は計1万9300冊になった。


>津山・岡山県北の今を読むなら

津山・岡山県北の今を読むなら

岡山県北(津山市、真庭市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、新庄村、西粟倉村)を中心に日刊発行している夕刊紙です。 津山朝日新聞は、感動あふれる紙面を作り、人々が幸せな笑顔と希望に満ちた生活を過ごせるように東奔西走し、地域の活性化へ微力を尽くしております。

CTR IMG