トラックやバスを扱う正規ディーラーの岡山三菱ふそう自動車販売(本社・岡山市)が高尾の同社津山支店の敷地内で47年ぶりに増築していた整備工場が完成。竣工(しゅんこう)式が6日、同所で行われた。最新鋭の設備で労務環境を改善させ、車検の能率とサービズの向上につなげる。
昨年9月に着工。津山支店北隣の土地(総敷地面積約6606平方?)に延べ床面積約678平方?の一部2階建ての鉄骨造を建設した。天井が高く広々とした作業所2カ所のほか、洗車場を1カ所設置。県内の大型整備工場では初となる高断熱の外壁を採用し、夏場の作業が快適になるようにしている。総工費は約4億円。
式では関係者ら約40人が出席し、石田尚行社長らが玉串を捧げた。石田社長は「技術を持ってお客さまの安心と安全を守り、地域の発展に尽くす。みなに愛されるように常に改革していく」とあいさつ。続いてテープカットが行われ、工場内が披露された。小嶋光信会長は「県北地域の大きな拠点として十分な設備ができた。作業のしやすさは品質の保証につながる。地域社会の役に立てるようにしたい」と話した。
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47年ぶりに増築した三菱ふそう自動車販売の工場
岡山三菱ふそう自動車販売 整備工場完成
- 2022年4月12日
- 経済・産業