サッカー女子・なでしこリーグ1部の岡山湯郷ベルの選手による絵本の読み聞かせ会が5日、岡山県津山市の市立図書館で開かれ、子どもたちとのふれあいを楽しんだ。
2012年から続く恒例の図書館行事で、この日は津山市出身の主将・内田好美選手(29)と猪瀨結子選手(21)が来館。内田選手の後輩にあたる田町保育園の園児計25人の前で大型の絵本や紙芝居を披露した。

子どもたちはユーモアのある物語では大笑いし、心温まる物語では絵本の世界に引き込まれるようにして聴き入り、全部読み終わると「もう一度読んで」とお願いするほど大いに満喫。選手はリクエストに応えて1冊読み上げた後、最後は一人ひとりにサインをプレゼントして喜ばれた。
サッカーが好きだと言う赤堀旬君(6)は「絵本の話がおもしろくてとっても楽しかった。サインももらえてうれしい。応援したくなった。試合頑張ってほしい」とにっこり。
内田選手は「元気いっぱいの子どもたちの反応が見られて良かった。自身が保育園の時にサッカーを始めたのと同じように、ベルの選手とふれあったことがきっかけで始める子どもたちが増えていくとうれしい」と話した。
リーグ開幕戦は15日、津山陸上競技場(志戸部)で午後1時に開始。さらに30日は第3戦をホームの美作ラグビー・サッカー場(美作市入田)で行う。
