岡山県津山市で5月20日に行われた東京五輪聖火リレー代替イベントで、勝田郡奈義町のランナーが使用したトーチの巡回展示(町教委主催)が豊沢の町文化センターで開かれ、町民らの興味を引いている。町役場など他会場を含めて25日まで。
トーチ(長さ71㌢、重さ1・2㌔)は、美作高校1年・無関津那さん(16)が提供。桜色を帯びた金色で、燃焼部分が桜の花びらの形をしている。
併設したパネルでは、トーチが高度な製造技術「アルミ押出成形」による継ぎ目のない仕上がりになっており、素材の30%は東日本大震災の復興仮設住宅の建築廃材を再利用していることなどを解説。聖火リレーの歴史も紹介している。
さらにトーチ2本の模型を設置しており、来場者に聖火を受け渡す「トーチキス」の気分を体感してもらう趣向。
岡山県勝田郡奈義町で聖火トーチの巡回展示
- 2021年7月7日
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