岡山県勝田郡奈義町豊沢の田畑で菜の花が見頃となり、鮮やかな黄色のじゅうたんを広げたような彩りが訪れる人たちの目を楽しませている。
町に農家が協力し、町現代美術館周辺などの計10ヘクタールにまかれたアブラナが日ごと開花。奈義中央広場(同所)北側では名義川沿いの桜並木も咲きそろい、行楽客らは花々の競演に歓声を上げながら散策し、スマホで撮影するなどして春爛漫(らんまん)の情景を満喫している。
同町産業振興課では「ブライトイエローと淡いピンクのコラボが美しく、桜の見頃は今週末まで。菜の花は20日ごろまで持つ見込み」としている。
町おこしの一環として恒例で作付けし、入賞者に特産品を贈る「菜の花フォトコンテスト」の応募を受け付け中。今春は、新型コロナウイルス感染対策のため、19日に予定していた「菜の花まつり」は中止した。
問い合わせは、産業振興課(℡0868-36-4114)。
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桜並木を背景に咲く菜の花
岡山県勝田郡奈義町で菜の花が見頃迎える
- 2020年4月3日
- 自然