岡山県津山市小田中の城西公民館を会場にした「まちばの寺子屋」に8日、津山高校=津山市=の生徒たちがボランティアで訪れ、子どもたちと交流を深めながら夏休みの宿題を手伝った。
2、3年生5人が地域のボランティアたちと一緒に、西小学校=津山市=を中心にした小学生7人の学習を支援。「夏休みの友」などを持参した子どもたちに掛け算の方法、漢字やローマ字の書き方などをアドバイスしたり、質問などに丁寧に答えたりしていた。
同小4年の花田ゆらさん(9)は「算数と漢字を分かりやすく教えてもらい、楽しく勉強できた」とにっこり。高校生にとっても貴重な経験になったといい、3年の井堀綾乃さん(17)は「子どもたちに教えるのは難しい面もあったけど、ふれあいも生まれて良かった。中学校の教員を目指しているので、今後の進路を広げていくきっかけになった」と話していた。
同寺子屋は、自主勉強と体験活動の場として城西まちづくり協議会が主催し、毎週土曜日に開催している。
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津山高校の生徒に勉強を教わる子どもたち