最強寒波で記録的な積雪に見舞われた中、岡山県津山市綾部の母子3人が28日、「みんなが安心して通れるように」と自宅そばの通学路の除雪作業を行った。
清泉小学校6年の津村羚太君(12)と兄、母親の由佳さん(43)。自宅前の県道の歩道は、小学生だけでなく中学生や高校生らの通学路にもなっている。一度は除雪されていたが、その後の雪で5㌢以上の積雪に。途中は氷のようになっており大変だったが、自宅北の踏切までの数百㍍区間を通れるようにした。
羚太君は「頑張ったので腰が痛くなったけど、みんなが安全に通れるようになって良かった」と笑顔で話していた。