岡山県英田郡西粟倉村が役場近くの村有地（同村影石）に建設を進めている新拠点施設のうち、図書館を核にした生涯学習施設が開館した。名称は旧施設と同じ「あわくら会館」。木材活用の先進モデルとして、内外装に村内産のヒノキや杉をふんだんに使っている。
第1工区として一昨年12月に着工し、木造2階建て延べ1260平方メートルを整備。図書館部分は、1階が児童書（約1万5000冊所蔵）、2階が一般書（約1万冊所蔵）のフロアで、閲覧室、ドリンクコーナーのサロンスペースを設けている。このほか吹き抜けの「百森ひろば」があり、講座や展示会、読書会など多目的に活用する。建設費は8億7100万円。
会館は村民以外も利用でき、図書館の開館時間は午前10時〜午後6時。休館日は祝日と毎月最終月曜日。
また一体的に整備をしている新庁舎、議場兼ホールの第2工区は来年春に完成予定。
問い合わせは、あわくら会館図書館（℡0868-79-2116）。
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開館したあわくら会館の外観
