第74回「NHK紅白歌合戦」(31日放送)に、岡山県真庭市出身の豆原一成さん(21)が所属するグローバルボーイズグループ「JO1(ジェーオーワン)」の出場が決まり、真庭市役所本庁舎で15日、応援する懸垂幕が掲げられた。
同グループは、吉本興業、韓国のエンターテイメント企業・CJENMなどによるオーディション番組で選ばれた11人で構成されており、2020年にデビュー。今年11月に初のアジアツアーを行うなど国内外で目覚ましい活躍を見せる。グループ最年少の豆原さん自身もドラマ出演や雑誌の表紙を飾るなど活動の幅を広げている。
懸垂幕は横90センチ、縦5メートルで、「おめでとう」と2連続出場の快挙をたたえるメッセージを添えている。森尾愛枝さん(82)と山下琴子さん(73)=いずれも真庭市久世=は「若くしてこれほど活躍を見せるのは並大抵ではない。ものすごく努力してきたのだと感心している」。「地域を挙げて応援していきたい」と話していた。
一方、久世エスパスセンター=同市鍋屋=では、地域のファン・有志らによる手作り応援パネルを掲示。「真庭のヒーロー」としてかわいらしいイラストとともに、JO1の楽曲が第65回「輝く!日本レコード大賞」優秀作品賞に選ばれたことなどを祝福している。豆原さんが寄せたサイン色紙も展示している。