市民後見人養成講座

総合
         

本年度の市民後見人養成講座(県、津山市社会福祉協議会主催)が7日、山北の市総合福祉会館で開講し、津山市と周辺からの参加者が成年後見制度の基礎などを熱心に学んでいる。7回シリーズで最終日は10月21日。
 初日は堀川涼子美作大学社会福祉学科教授が、認知症や知的障害、精神障害などで正しい判断ができなくなってしまった人を支援する仕組みの概要を説明。
 さらに「本人がどのような生活を望んでいるのかを考え、行政や専門家と協議しながら最終的に後見人が本人の意思を代弁、支援する。大きな責任と義務があるからこそ誇りが生まれ、自らの生きがいにつながる」と強調した。
 この後、成年後見センター・リーガルサポート岡山県支部・司法書士の小澤昭文さんと、岡山県消費生活センター・渡邉佳苗所長による講話もあった。
 川口直仁さん(24)=真庭市=は、「後見人の重要も高まっている中で、このような研修を活用しながら周囲にも学んだことを伝えていきたい」と話していた。

熱心に受講する参加者


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