帰省客のUターンにも多大な影響 台風7号で列車やバスなどで運休相次ぐ/岡山 

天候・災害 台風の最接近を前に、切符を購入する乗客たち=午前9時ごろ津山駅で
台風の最接近を前に、切符を購入する乗客たち=午前9時ごろ津山駅で
         

 強い勢力の台風7号と線状降水帯による大雨や強風に見舞われた15日、列車やバスなど各交通機関が運休となり、お盆休みを実家で過ごした帰省客のUターンにも影響が出た。

 JR西日本は計画運休を実施。JR姫新線では、美作江見駅―佐用駅間を始発から、新見駅―津山駅間を午前7時から、津山駅―美作江見駅間を正午から順次運転を取り止めていった。JR因美線(津山駅―智頭駅間)も同様に午前7時から取り止めた。JR津山線は午後2時から普通列車のみの運行に切り替えた後、午後4時以降は津山駅―金川駅間を終日まで運休にした。

 この日の午前9時ごろ、大谷のJR津山駅では、台風の最接近を前に 予定を早めて列車に乗る人の姿もみかけられた。津山市内の実家から東京都の自宅まで戻るという公務員・西尾慎二郎さん(44)は「早朝に激しい雨が降り、びっくりした。津山線が運休にならなかったのは幸い。後は岡山から乗る夜行バスが動いてくれたらよいが」と不安な思いを語った。
 このほか、正午までに市営の阿波バス、勝北バスの全便が運休。中鉄北部バスが運営する路線バスも午後4時以降から運転を中止した。


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