岡山県津山市の作州津山商工会女性部は12日、書き損じや使い残しのはがきなどを回収する年末年始のチャリティー活動を開始した。管内の市各支所など23カ所に設置した回収箱で1月22日まで集め、換金して貧しい国の子どもたちの支援に充てる。
12年目となるボランティア活動で、道の駅・久米の里(宮尾)、ほほえみ彩菜(杉宮)、なぎ高原山彩村(奈義町滝本)などにも設置。はがき1枚でポリオワクチン4人分、失明を防ぐビタミンAカプセル25錠分などが購入でき、日本ユニセフ協会の基金に寄付する。
この日、加茂町塔中の市役所加茂支所に松本美幸加茂支部長らが回収箱とポップを持参し「恵まれない子どもたちを病気から救うため、今年も協力願います」と設置を依頼。
受け取った畑田泰則支所長は「活動を周知し、応援していきたい」と述べた。
昨年12月~今年1月の前回チャリティでは、はがき4650枚と切手1148枚(計31万7000円分)が寄せられている。