岡山県美作市の岡本和子さん(85)が17日、手縫いのサッカーボール約300個を市内の幼稚園など計8園に贈った。
ボールは12面体で、直径10~15センチほど。手芸が趣味の友人と協力し、市公認キャラクター・もち麦くんをプリントした布や色とりどりのフェルトを縫い合わせ、圧縮綿を中に詰めて完成させた。
美作北こども園=美作市楢原中=で寄贈式があり、岡本さんは「室内でも元気に遊んでほしい。仲良く使ってね」と園児に手渡した。子どもたちはお礼を言うと、手に取って触り心地を確かめたり、投げたりしながら楽しんだ。
古山みいろちゃん(5)は「とてもうれしい。みんなでゴールを決めたい」とにっこり。
この日は、同園で岡山湯郷ベルの選手たちによるサッカー教室も開かれた。