県下最大規模の恩原高原スキー場(鏡野町上斎原)が今季の営業を始め、年末のレジャーを楽しむ親子連れやスキーヤーで賑わっている。
同スキー場は28日にオープン。コロナ禍の影響により、レイクサイドゲレンデを閉鎖するなど、規模を縮小している。26、27日に降り積もった雪や寒波の影響で、積雪量は29日の時点で約80?となった。ゲレンデでは、訪れた人たちがその滑らかな感触を確かめながら、スキーやスノーボード、雪遊びなどをして、思い思いに過ごしていた。
そりで遊んでいた鶴山小5年の小須田菜緒さん(11)は「きれいな景色が見られたし、冬ならではの遊びが思う存分楽しめてよかった」とにっこり。小椋辰也所長(48)は「営業を続けるには、多くの雪が必要。定期的に降り積もるように願っている」と話した。
岡山県地方気象台によると、県北部は30〜31日にかけて冬型の気圧配置が強まるため、雪が降る見込み。
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多くの人たちで賑わう恩原高原スキー場
恩原高原スキー場
- 2021年12月30日
- 総合