岡山県鏡野町上斎原の恩原高原スキー場で、植栽されている鮮やかな黄色のニッコウキスゲが見ごろを迎え、緑豊かな高原を彩っている。同所は25日まで無料開放している。
夏場のスキー場を活用しようと鏡野町が2015年から続けている事業で、パノラマゲレンデにある約50アールの畑に約1万8000株を植えている。6日はあいにくの雨天だったが、傘を差した観光客たちはしっとりとした花と深緑の山々が織りなす絶景を愛で、記念写真を撮るなどしていた。
神戸市から来た倉田充さん(72)と妻のなおみさん（72）は「奥津温泉の旅館の人の薦めでここに来たが圧巻の景色で感動した」「都会にはない自然の雄大さを感じることができる」と話していた。
期間中の土、日曜日は電動アシスト付きマウンテンバイクのレンタル、10日は高原の中を歩くウオーキングを実施。また、場内のクリスタルパレスで今春オープンした「LILIES CAFE」では限定メニューを用意している。
問い合わせは、健康の町かがみのプロモーション本部（☎0868‐52‐9100）。
