愛染寺ボタン見ごろ

自然 境内を彩るボタンの花々
境内を彩るボタンの花々
         

 重要伝統的建造物群保存地区にある西寺町の愛染寺で、ボタンが一斉に開花。歴史ある寺に彩りを添える高貴な花々を檀家や参拝客たちが愛(め)でている。
 前住職の豊福光禅さんが植え始めて徐々に増やしていき、現在は希少種を中心とした約120種を育てている。白色と桃色のコントラストが美しい「初化粧」をはじめ、「美装」「宜秋門」といった鮮やかなピンクや深紅の大輪が咲き誇っている。この後、うす紫色の「島の藤」、淡い黄色の「黄冠」などのつぼみが開き、4月末まで楽しめる。八重桜やキリシマツツジも満開を迎えており、訪れた人たちの目を引いている。
 一方の大上陽之さん(79)は「とても華やかで見応えがある。管理が生き届いていないと、ここまで立派に咲かない。境内の雰囲気とも合い、趣き深い」と話していた。
 同所では5月5日まで仏画展を開いており、同寺が主催する教室の生徒たちが描いた荘厳な力作約80点を展示している。このほか、ボタンの花のイラストを添えた御朱印なども人気という。

境内を彩るボタンの花々

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