岡山県津山市の北部高等技術専門校で10日、本年度入校式が行われ、15~72歳の計39人(男28人、女11人)が電気設備やケアサービスなど5科で技能習得に向けて新たなスタートを切った。
来賓らを含め約60人が出席し、大西崇司校長が「それぞれの訓練科で知識や技能を習得することになるが、私たち職員が全力でサポートするので自ら就職への道を切り開き、地域社会を支える産業人材になってほしい」と激励。
須江英典同校運営協議会副会長ら来賓祝辞に続き、訓練生を代表して建物設備サービス科の青山進さん(35)=岡山市=が「自覚と誇りを持って知識と技術の習得に励み、地域社会の要請に応えられるスペシャリストを目指したい」と決意を述べた。
同校には毎年、高卒者や離転職者らが入校しており、本年度は52人が応募し、面接と学科により選考。各科のカリキュラムは半年から1年。
この日は同校美作校(美作市安蘇)でも入校式があり、自動車整備工学と総合実務の2科に計17人(男15人、女2人)が入校した。