津山高専=岡山県津山市=の本年度入学式が3日、同校第二体育館で行われ、190人が専門技術習得を目指して新たな一歩を踏み出した。
保護者と教職員を含めて約400人が出席。新入生一人ひとりの名前が呼ばれ、岩佐健司校長が入学を許可し、「本校は産業界で活躍する人材を養成しており、優れた専門力と豊かな人間性を身につけるための学びの場。高い志を持ち、世界に視野を向けてチャレンジすることを忘れず、自らを磨いてほしい」と激励した。
本科生代表の片山琉楓さん(15)、専攻科生代表の山下諄さん(20)が「自らの課題と積極的に向き合い、創造性と協調性を身につけ、グローバル社会に対応できる人材となるため、勉学に励むことを誓います」などと宣誓した。
新入生は本科の総合理工学科168人、留学・編入5人、専攻科17人で、県内を中心に中国地方や京阪神、タイ、インドネシアなどから入学している。