新入社員教育のフォローアップ講座(津山広域事務組合など主催)が8日、山下の津山圏域雇用労働センターで開かれ、美作地域内の22社から参加した75人が職場での円滑なコミュニケーションや自らの資質向上について考えた。
入社から半年経過した新人にステップアップしてもらう狙いで、講師のコンサルタントネットワーク(岡山市)人材育成チーフプロデューサー・本田祐実さんが「人間関係を良好にすることが大切で、職場を楽しくするキーワードはポジティブ思考」と前置き。
参加者は4人ずつテーブルを囲み、相手に興味を持ってもらえる内容を考えながら自己アピールをし、職場での失敗談を交えて改善点を話し合うなどした。
上司らに対するホウ・レン・ソウ(報告、連絡、相談)について「報告は結論から理由、経過、意見の順で話すこと。連絡は細やかに、相談は早めに」とアドバイスを受けたほか、コンプライアンス(法令順守)に関する話もあり、熱心に聴講。
久米南町下二ケの本多梨歩さん(19)=津山鶴山ホテル=は「レストラン担当で、お客様の表情がマスク越しに分かりにくい今、よりしっかりとコミュニケーションをとらなければと感じている。今日の助言を生かして頑張りたい」と話した。
P
自己アピールをする参加者
新入社員教育のフォローアップ講座