新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備え、勝央町は2日、感染性疾患が疑われる患者専用の仮設診療所を勝間田の勝央図書館駐車場に開設した。感染すると重症化する恐れがある糖尿病などの慢性疾患のある患者と診察を分ける狙い。
勝田郡医師会の賛同を得て、町内3医院と連携。発熱などの症状がある患者が事前に医院に相談し、医師や看護師が時間を決めて出向き、診察する。新型コロナの疑いがある場合は保健所などに連絡する。
仮設診療所はユニットハウス2棟。医師と患者の間はアクリル板で仕切られ、空気が外部に漏れないよう気圧を下げる陰圧装置、抗ウイルスフィルターの換気装置を配備している。設置期間は来年3月末までの予定。
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勝央図書館駐車場に開設された仮設診療所
新型コロナとインフル対策で勝央町に仮設診療所
- 2020年11月5日
- 医療・福祉