日上の老人クラブ・日上健生クラブが今年整備した花壇で、推定数十から100個ほどのカブトムシの卵がふ化し、会員らの間で「この数には驚いた。よほど環境が適していたのだろう」と話題になっている。
日上天王山古墳・日上畝山古墳の前の花壇で、会長の長船毅さん(78)によると、市の事業「花いっぱいコンクール」に参加するため、春に周りのクヌギなどの木を切ってチップに加工し、地面に敷いていた。11月8日にブロックで囲いをつくる際に土から次々に幼虫が出てきた。
「子どもの頃は掘り起こして見つけていたが大量に見たのは初めて。成虫になるのが楽しみ」と長船さん。河辺小学校の教諭が児童の観察用として後日とりに来たという。
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カブトムシの幼虫を手にする長船さん
日上の老人クラブがカブトムシの幼虫
- 2020年11月20日
- 自然