旧県白鷺高校の二宮金次郎の石像、マスク姿に/岡山・津山市

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 新型コロナウイルスの陽性確認者が県北で出るなど緊張感が漂う中、マスクを着けた像が岡山県津山市加茂町小中原で見つかり、より一層の感染防止対策の自覚を促している。
 旧県白鷺高校(津山東高校加茂分校)跡地にひっそりとたたずむ二宮金次郎の石像がマスク姿に。1メートルほどの台に取り付けられた石像(約80センチ)は橋本関平作とある。台部分には「勤倹」と彫ってあるように、苦学で知られた金次郎。近くに住む男性は「加茂町の知の象徴のような場所にある像。子どもたちが感染してはかわいそうだという思いで誰かが着けたのだろう。子どもたちには臨時休校で学校に通えないが、元気を出して頑張ってほしい」と励ましの言葉を送った。
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マスクを着けられ津山東高跡地にひっそりとたたずむ二宮金次郎の石像=加茂町小中原で


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