綾部の易敏子さんが満100歳の誕生日(4日)を迎えるのを前に1日、市の職員が自宅を訪問し、長寿と健康を祝った。
易さんは1921(大正10)年、同所に生まれ、津山高等女学校を経て小学校教諭を3年間勤め、43(昭和18)年に結婚。戦時中は陸軍部隊に配属された夫と共に北海道に赴き、終戦後は帰郷して農業に励みながら1男1女を育て上げた。現在、孫5人、ひ孫12人がいる。
健康そのもので、目や耳、足腰も達者。趣味の大正琴やグラウンドゴルフ、野菜づくりを楽しみに充実した日々を過ごしているという。
この日、藤井浩次社会福祉事務所長から市長の祝い状と肌布団が贈られ、「知らん間に百になった。まだ元気で頑張るが、最後はピンピンコロリと逝きたい」と満面の笑みで話した。
市内の100歳以上は、易さんを含め103人(うち女性97人)となった。
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笑顔で記念品を受け取る易さん
易敏子さん、満100歳
- 2021年2月3日
- 100歳(百寿)