冬枯れの津山城(鶴山公園)で、サクラの枝のせん定が行われている。春のシーズンに向け、枯れたり、病気になった部分を取り除く大切な手入れ。作業は2月中旬ごろまで続く。
例年この時期、市観光協会の職員が馬場の段から本丸までを巡回。大半を占めるソメイヨシノなどを1本ずつ入念に見て、朽ちかけたり、花付きが悪くなる「テングス病」にかかった枝を探し、高枝用のこぎりで切り落としていく。
施設管理課の有木康二主任は「きれいな花を咲かせるために大切な作業。今年も全国のたくさんの方に愛(め)でていただきたい」と話している。