強い日差しが照りつけた23日、岡山県津山市では最高気温32.8度(平年27.0度)を観測するなど、各地で今年一番の厳しい暑さとなった。
梅雨の晴れ間が広がる中、津山市山下の旅館お多福は少しでも暑さを和らげようと打ち水を行った。涼を得るための昔からの知恵で、風情が漂う。この日は2回行ったといい、井戸水を利用して玄関先や路上にホースでまいた。風が吹くとヒンヤリと涼しさが感じられ、道行く市民らも喜んでいる様子だった。
岡山地方気象台によると晴れの日は24日までで「25日からは前線や湿った空気の影響で雨の日が多いだろう」と予報。向こう1週間にかけて再び傘マークが並び、梅雨らしさが戻ってくる。
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暑さを和らげようと行われた山下の旅館の打ち水