木工家・米山彰彦さん(38)=国分寺=、革細工職人・栗原立さん(42)=奈義町行方の2人展「革と木」が同町高円のそばカフェ木楽ギャラリーで開かれ、素材を生かした実用本位の作品が来場者の人気を集めている。29日まで。
むく材による家具などを手掛ける米山さんは、小物類を中心に約40点を出展。木肌が美しいモミジやケヤキの箱、ホウのコースター、ナラの名刺入れ、ウォールナットのブローチなど、どれもシンプルなデザインの随所に職人技を感じる仕上がり。タモのスツールも並ぶ。
革製品を手掛ける栗原さんも約40点を出展。牛革のトートバッグやペンケース、キーホルダー、イノシシ革の財布などが並び、それぞれ使い勝手のいいデザイン、素材の持ち味に加えて渋い色合いに染めた作もある。
午前11時〜午後4時(月、火曜日定休)。
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木工などの作品に見入る来場者
木工家・米山彰彦さん 革細工職人・栗原立さん 展覧会