来春岡山県で開催される第74回「全国植樹祭」を前に、大会シンボル「木製地球儀」が県内の市町村を巡回している。1日に津山市役所1階市民ロビーでお披露目され、来庁者の目を引いている。7日まで展示予定。
地球儀はヒノキなど3種類の木材でできており、高さ60センチ、重さ14・7キロ。森林や林業の大切さをアピールしようと、2001年の山梨大会で製作され、その後も開催地に引き継がれてきた。このほか、27市町村の木製ブロックをはめ込むパネルなども並ぶ。
この日、セレモニーが開かれ、中山均美作県民局長が市役所を訪問。市職員が見守る中、谷口圭三市長に地球儀を受け渡した。谷口市長は「市民のみなさんが森林の大切さや持続可能な社会について考える契機にしてほしい」とあいさつした。
地球儀は、8月4日に真庭市で行われた出発式を皮切りに、来年3月まで約8カ月かけて県内をまわる。