地域福祉を担う学生を支援している岡山県津山市の津山信用金庫は8日、同市にある美作大学社会福祉学科の5人に奨学金を授与した。
同市山下の信金本店で授与式があり、鵜﨑実学長と学生らが出席。松岡裕司理事長が「みなさんの志が大変うれしい。若さと柔軟な発想で、さまざまな課題に取り組んでほしい」とあいさつし、一人ひとりに20万円の目録を手渡した。
社会福祉士を目指す3年の山下恋冬さん(20)は「まちで活躍できるよう、資格取得に向けた勉強を一層頑張りたい」と抱負を述べた。
「つしん福祉人材養成奨学金」として、美作大・短大部で福祉を学び、作州地域に就職を希望する学生を対象に2010年度から毎年実施し、今回を含め68人。