マンドリンのアマチュア楽団「津山マンドリンオーケストラ」の第40回定期演奏会が24日、岡山県津山市のベルフォーレ津山で開かれる。本番を控えた団員たちは、仕上げの練習に熱心に打ち込んでいる。
津山市を中心とした20~70代の22人が出演し、アニメ映画「天空の城ラピュタ」挿入歌や「サウンドオブミュージック」メドレー、二部は昨年亡くなった歌手たちを悼み、「戦場のメリークリスマス」「愛は勝つ」「ダンシング・オール・ナイト」、三部はマンドリンのための曲など多彩な楽曲を披露する。
市内の公民館で週に2回、練習に励んでおり、東公民館であった20日の全体練習では、曲を通しながら細かい音程やリズムを修正。真剣な表情を浮かべながら豊かな音色を響かせていた。
指揮者の安藤嘉啓代表(71)は「迫力はないが、繊細で哀愁漂う音色がマンドリンの魅力。心安らぐひと時を過ごしてほしい」と話している。
午後1時半開場、2時開演。入場料は高校生以上500円、中学生以下無料。