アパートの居室を不正に契約したとして特定抗争指定暴力団神戸山口組系4代目杉本組の組員ら3人を有印私文書偽造・行使、詐欺の容疑で逮捕した事件で、岡山県津山署は1日、志戸部、4代目杉本組組長(43)を同容疑で逮捕した。犯行を指示したとみられる。
同署によるとその後の捜査で容疑者が浮上した。認否は明らかにしていない。
5月に不動産会社から被害届が出されて捜査していた。調べでは昨年12月12日、組員が住む小原のアパートの居室を契約する際、別の2人の容疑者が書類に虚偽の氏名や住所などを記入。架空の人が住むと信じさせて貸借権を得た疑いがある。暴力団排除条例を警戒し、犯行に至った可能性があるという。
杉本組組長 逮捕