岡山県津山市二階町の津山中央記念病院で、玄関前の花壇に植栽された色とりどりのバラが花盛りを迎え、来院者らの心を癒やしている。
薄紅色の大輪をつけた「ピエール・ド・ロンサール」、薄紫の「レイニーブル―」をはじめ、赤や白、黄色などの10種ほどが咲きそろい、通院などで訪れる人や入院患者らが愛(め)でていく。同病院フラワーサークルの職員と花好きの患者らが4年前から挿し木で植え、水やりや病害虫防除の手入れをしている。
通院しながら手入れをしている70代の女性は「去年より花数も増えて驚くほど華やか」とにっこり。同サークルでは「皆さんに喜んでいただけてうれしい。遅咲きも含めて今月末まで楽しめる」と話している。
