2万2000人を超す死者、行方不明者を出した東日本大震災から11日で10年が経過した。発生時刻の午後2時46分、津山市内でも多くの人が犠牲者を悼み、黙とうした。
山北の市役所本庁舎では、発生時刻にスピーカーで呼びかけられ、職員らがその場に立って1分間黙とうを捧げた。防災行政無線やエフエムつやまでも市内に放送した。
市危機管理室の山下幹芳主幹は「私たちが住む岡山県は災害が少ないといわれていたが、2018年には西日本豪雨災害に遭い、今後は南海トラフ地震も懸念される。自主防災組織などとともに地域防災力を高めていきたい」と話した。
市内では、美作大学・同短期大学部(北園町)などでも同時刻に追悼行事が行われた。
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発生時刻の午後2時46分に黙とうする市職員=市役所本庁舎
東日本大震災犠牲者を悼み、黙とう
- 2021年3月12日
- 天候・災害