美作大学=岡山県津山市=で24日、オープンキャンパスが開かれ、保護者や兄弟をつれた高校生たちが校内を見学するなどし、在学生たちと交流を深めた。
県内外の高校から計73人が参加。食物学科、児童学科、社会福祉学科とそれぞれ興味のある分野に分かれて説明を受け、模擬授業などを体験した。
このうち食物学科の教室では29人の生徒たちの前で同科の学生たちが管理栄養士を目指して受講する授業や主な大学の行事、楽しいキャンパスライフを紹介。授業体験として釜山未奈子講師による「摂食・嚥下(えんげ)障害って何?~身近な食べ物で嚥下食を体験してみよう!」と題した講義が行われ、参加者たちは加齢や病気などが原因で食べ物が喉につかえてしまう状態について学んだ。
その後は授業で使われている教科書を見て、熱心に教員や学生たちに質問するなどし、最後は校内の様子を見て回った。
津山東高2年生の北山乃彩さん(16)は「3年生になったら勉強に集中できるように、今から進路について考えている。美作大学は先生と学生たちが打ち解けて明るく楽しそうな点が魅力的。キャンパスがきれいな点も安心感や過ごしやすさにつながっている」と話していた。
次回のオープンキャンパスは9月28日、申し込みや詳細は同大ホームページに掲載している。
