第63回岡山県美容技術コンクール(県美容生活衛生同業組合主催)が4年ぶりに岡山市内で開かれ、同組合津山支部の山奥豊さん(59)=ゆたかアネックス、沼=がカット&ブローの部で優勝したほか、市内で活躍する若手2人が入賞を果たした。広島市で10月に開かれる全国大会へ出場する。
山奥さんとともに同部門の内藤貴則さん(34)=リコヘアー、東一宮=、洋装ブライダル部門で万代真夕さん(25)=ビューティーサロンはんしん、北町=が審査員選考を通過した。
大会には県内の理容師や専門学生ら211人が出場。時間内にパーマを巻いていくワインディングやヘアスタイル、留袖着付といった9部門で技術や創造性を競った。
5年ぶり3回目の県大会優勝を飾った山奥さんは「左右のバランスの調整、ツヤの出し方が上手くいった。若い人の感性を取り入れながら、長年培った技術で優勝を目指したい」と意気込む。