白加美神社=岡山県津山市=の「正月獅子舞」が3日、厄払いに同所の田中町内を巡り、地域住民らに喜ばれた。
高校生を含む有志約30人が参加。神社で身を清めた後、各御旅所などで雌雄の獅子がしの笛と太鼓の軽快なおはやしにのせ、勇壮な舞いを披露した。ご利益にあやかろうと家族連れらが獅子に頭をかんでもらい、笑顔があふれていた。
同所の会社員・坂手志津恵さん(47)は「今年も皆が健康に過ごせるようお祈りした。獅子にかんでもらって気持ちが改まったし、新春から町内が活気づいてうれしい」と話していた。
同町内会(國政弘志会長)と白加美神社奉賛会(松尾善彦会長)が4年前、コロナ禍の疫病退散祈念したのを機に実施している。