江見ボクシングクラブ(国分寺)に所属するプロで会社員の小島蓮さん(19)=大谷=が、ミニマム級で西日本新人王に輝いた。同クラブでは史上4人目。全日本制覇に向けて関門を突破した。
関西地域と四国、中国地方の一部のジムが加盟する西日本ボクシング協会主催の「西日本新人王トーナメント」に出場し、2試合を対戦。決勝は1日にあり、大阪府寝屋川市の21歳の選手に2―0の判定勝利を収めた。押される場面もあったが、ヒットポイントで上回った。
全日本新人王決定戦は東西代表の一騎討ち。西軍代表をかけ、愛知県などの中日本と福岡県などの西部の各覇者と、12月27日に大阪市のエディオンアリーナで拳を交える。
小島さんは、小学5年生でキックボクシングを始め、パンチ技術を身につけるために江見ボクシングクラブに通った。子ども対象のイベントでKO勝ちしたのをきっかけにボクシングに傾注。スパーリング大会で場数を踏み、作陽高校在学中の17歳でプロ資格を取得した。戦績は7戦4勝1敗2分。
「成績が上向いていたので、今回の結果は自信をさらに高めてくれた」と実感する。ジムの佐々木栄治会長によると好機を見極めて積極的に詰めるファイトスタイル。12月の試合に向け、「着実にポイントをとって勝ちたい」と誓う。
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ミニマム級で西日本新人王に輝いた小島さん
江見ボクシングクラブ(国分寺)に所属するプロの小島蓮さん(19)が、ミニマム級で西日本新人王に輝いた