新型コロナウイルス感染対策を視野に入れた河辺井ノ口町内会の防災訓練が18日、河辺の松岡会館であり、住民約100人が自主防災意識を高めた。
集中豪雨により、津山市から警戒レベル3が発令された想定で実施。津山市消防団・河辺分団が避難準備広報を行い、5区に分かれ、担当者らが住民に避難するように伝え誘導した。避難場所の3密を防ぐため、車での移動も呼びかけた。
住民はマスクを着用し、各家庭で用意した防災グッズのほか、感染予防としてアルコール消毒や使い捨て手袋などを持って同会館に集まった。その後、市職員や津山圏域消防組合・東消防署員による防災研修が開かれた。
水島香織さん(46)は「すぐに避難が出来てよかった。お年寄りが多い地域なので、助け合いながら防災に取り組みたい」と話した。
同地区での避難訓練は毎年定期的に行われており、今回で7回目。
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避難をする住民ら