河辺小学校(国分寺)の2年生(59人)と5年生(39人)が7日、同校近くの水田で田植えを体験した。児童たちは昔ながらの手植えに挑戦し、農家の知恵や工夫を学んだ。
地域の人とのふれ合いの中で農業の大切さについて理解を深めようと、毎年行っている。コロナ禍による影響で昨年は中止となり、2年ぶりに実施。同所にある水田(約0・5㌶)を所有する森安二子さん(71)=瓜生原=やJA職員が指導し、地域住民らが手伝った。
児童は田植えの仕方を教わった後、素足になって田んぼの中へ。一列に並び、学校給食で使われている品種「キヌムスメ」の苗を田植え綱の目印に合わせて丁寧に植えていった。2年生は5年生を手本にし、慣れない手つきながらも一生懸命に作業を進めていった。
5年・竹島和葉君(10)は「親戚の家で田植えの手伝いをしていたので、2年生の手助けができて良かった」。2年・國政璃空君(7)は「泥の中は歩きにくくて大変だったけど、5年生が助けてくれてうれしかった」と話した。
10月には稲刈りを予定している。
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田植えに励む河辺小の2、5年生
河辺小学校児童 田植え体験
- 2021年6月15日
- 教育・保育・学校