「ライオンズの魅力のひとつは、異業種の仲間との交流によって自身の視野が広がること。何事もボトムアップで意見を出し合い、和をもってクラブを運営していきたい」とほほ笑んで話す。
2005年に入会。幹事、テールツイスターなどを歴任し、11〜12年と18〜19年にも会長を務め、今回が3度目の重責。前回任期中には例会出席率アップの実績などによる「会員満足度向上アワード」を受賞している。
会長アクティビティスローガンは「奉仕で築こう 地域の輪」。正会員は現在、50代〜80代の8人、賛助・終身会員を含めて18人と入会時の19年前から半減している。
「奉仕する相手に喜ばれ、常に感謝の心を忘れずにする側も充実感が得られる、互いによかったと思える活動を継続していく。会員の増強に向けては全員で同志を募っていく」。
本年度も納涼ごんごまつりへの参加、作楽神社(院庄)の清掃、献血協力の街頭啓発などに取り組む。
座右の銘は「継続は力なり」と「忙中閑あり」。
シャインマスカットやピオーネなどの栽培を手掛ける果樹農家の2代目。自然相手の仕事に探求心を持ち続け、日々の作業と収穫の喜びが心身の健康維持、リフレッシュにもなっているという。
河辺の自宅に妻、長男、次男と4人で暮らす。73歳。