「津山っ子こころのふれあいトーク」(津山っ子を守り育てる市民の会主催)が3日、岡山県津山市大田のリージョンセンターで開かれ、市内9中学校の生徒18人が学校生活での気づきや社会問題などをテーマに率直な思いを語った。
津山、津山東、中道、北陵、鶴山、津山西、加茂、勝北、久米中から2人ずつ参加。「本当の多様性とは」「障害者も頑張っているよ」「『挨拶(あいさつ)』は人の心を豊かに、幸せに」「野球部を通して身についたこと」といったタイトルで発表した。
一人ひとり登壇し「多様性を認めることで自分自身の視野を広げ、物事を違った角度から捉えることができる。それは成長の第一歩」「スマートフォンなどは使い方によっては凶器にもなる。一つ一つの言葉に責任を持ち、SNSを正しく使うことが重要」「世界中が平和になるために、全ての人が何でも受け入れる心を持つことを願っている」など、それぞれの意見や思いを述べた。会場には同市民の会や市青少年育成指導委員、一般来場者らが訪れ、拍手を送ったり、質問をしたりして交流を深めた。
同トークは中学生の考えや価値観を共有し、今後の青少年健全育成活動に役立てようと開き、23回目。
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各自のテーマで率直な思いを発表する中学生