「津山まちじゅう博覧会(まち博)」の体験プログラムを実際に作成するワークショップ(津山まちじゅう博物館コンソーシアム主催)が10日、岡山県の津山市役所東庁舎で開かれ、市内のまちづくり関係者や個人14人が参加した。
まち博は今年初めて10月19日から11月30日にかけ開催予定。市内の企業・各団体・商店や施設などと連携して期間中に津山でしかできない体験を提供する、津山まちじゅう博物館構想の企画イベント。
地域資源を活用した体験交流型プログラム「オンパク」手法の専門家のNPO法人ORGAN理事長の蒲勇介さん(44)が講師を務めた。
これまで約5000のプログラムに携わってきたなかから成功事例を紹介。売れるプログラムの共通点は「何のためにやるのか明確であること」といい成功する四つのポイント「起承転結」を説明した。2人一組に分かれてプログラム作成シートに「何を達成したいか」「体験博という場を、どのように使いたいか」「ターゲット層は」「背景の物語」「キャッチコピー」を書き入れた。
最後に12人が各自のプログラムを発表した。投票で選ばれたトップスリーは▽「肉を自分でそずってみよう 歌う肉屋とそずりとうどん」▽「まちづくり女子大生と着物で城下を食べ歩き」▽「お祭り男の城西人力車で行く秋の城西おかげ巡り」だった。
7月末までにウェブ上のプラットフォームに登録する。